テスト

IH塗膜剥離機(メクレル)の塗膜除去原理は、
鋼材に加熱ヘッドを接することで、鋼材の内部に渦電流を発生させ、
鋼材の電気抵抗による発熱を利用し、塗膜と鋼材の間に層間剥離を発生することで、
塗膜を浮かせてスクレーパーで除去する工法です。

MEKURERU(メクレル)

IH塗膜剥離機・メクレルのご紹介

  

メクレル+B 高力ボルトの塗膜剥離機

鉄塔及び棟梁などの添接部の塗膜剝離に使用するIH塗膜剥離機です。(部類は2種ケレン相当)
添接部は多くのボルトが使われていますが、剥離の際は非常に困難な作業となります。ショットプラストや電動タガネの他、第1種ケレン工具や剥離剤が使用されますが、手間や時間は相当な作業となります。ボルト用剥離機は、コイル状の加熱部をボルトに挿入し、ボルト部分を集中的に加熱する事を考慮して製作しています。剥離に適する温度帯は150℃~180℃で、ボルトは熱による組成変化はありません。加熱後は、ワイヤーブラシもしくはワイヤーブラシ付き電動ドリルで除去します。

メクレル+T 高力ボルト間の塗膜剥離機

高力ボルト間や通常の剥離機などが届かないコーナー等と共に、幅の狭いアングルやCチャンなどを効率よく剥離するためのIH剥離機です。長さ90×70幅先に行くほど(約60度)細くなった三角形をしています。加熱後は、ボルト用と同じくワイヤーブラシで除去したり、アングルやCチャン等は加熱後、スクレーパーなどで後処理を行うだけです。その他の用途:接着剤・両面テープの剥離。(コンクリートブロックや金属面に接着剤等を介して金属を張り合わせている場合。)金属表面に貼ったグラスファイバーの剥離。コンクリートの剥離。(混錬機やミキサー、仮枠に付いたコンクリート。)これらも剝がすことが出来ます。素地に接着剤を介してSUSが張り合わせている場合では、専用の当て板工具を使用します。