IH塗膜除去工法について
IH塗膜剥離機(メクレル)の塗膜除去原理は、鋼材に加熱ヘッドを接することで、鋼材の内部に渦電流を発生させ、鋼材の電気抵抗による発熱を利用し、塗膜と鋼材の間に層間剥離を発生することで、塗膜を浮かせてスクレーパーで除去する工法です。
メクレル
3つの効果
産業廃棄物
廃棄物については、およそ1㎡/1.0㎏(500㎛)の廃棄物の量で、塗膜のみ廃棄物が発生します。回収は構造物周辺に落下した範囲のみを人力で回収することができるため、回収作業が効率化致します。
作業環境
粉塵拡散の軽減による作業員の粉塵対策用の重装備の着用負担、及び騒音、有害物質の飛散の軽減が実現されます。
剥離が難しい塗膜に有効
塗膜の厚みが1000㎛以上でも有効です。剥離剤は不要ですので、剥離剤塗布後の養生期間が無いため、厚みのある塗膜には工期短縮に有効です。
高力ボルトなどの塗膜剥離について
メクレル+B 高力ボルトの塗膜剥離機
メクレル+T 高力ボルト間の塗膜剥離機